江戸妖怪界隈

江戸時代の妖怪たちを崩し字と共に分かりやすく紹介します♪

雪女

[2]雪女郎 ~妖怪双六~

haname 今回は雪女郎です。

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一寿斎芳員画『百種怪談妖物双六《むかしばなしばけものすごろく》』
(安政五[1858]年刊)
百種怪談妖物双六(国会)+


百種怪談妖物双六(国会)02
中河内《なかのかわち》の雪女郎《ゆきぢよらう》
一 舩《ふな》ゆうれい
二 海《うみ》ぼうず
三 山びこ
四 ねこまた


haname「女郎」は遊女のことを言いますが、ここでは単に「女性」のことを意味します。
 要するに「雪女」ですね。

 中河内は、河内国の中央、現在の大阪府東部中央です。

 交野《かたの》の円通寺《えんつうじ》の門前で惟喬親王《これたかしんのう》が雪女を見たという話(『当郷旧跡名勝誌』)から採ったのでしょうか?

『百怪図巻』や『画図百鬼夜行』と同様に白い服を着て、足は描かれていません。
幽霊でも通用する絵ですよね。


『画図百鬼夜行』
画図百鬼夜行



『百怪図巻』

Suushi Yuki-onna.jpg
Sawaki Suushi (佐脇嵩之) - scanned from ISBN 4-3360-4187-3., パブリック・ドメイン, リンクによる



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三つ目アイコン 
雪女郎で思い出したけど、女郎花《おみなえし》ってカワイイ花があるよね。

 僕が花になったら、さぞかしカワイイだろうから、男郎花って名付けてね三つ目ヾ(๑╹◡╹)ノ"


haname いやいや、男郎花《おとこえし》って花、すでに存在するよ北見ヾ(๑╹◡╹)ノ" 








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[17]雪女 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~

haname 今回は、メジャー妖怪雪女です。

 江戸当時知名度はあったのですが、人気決定的なものにしたのは、おそらく、小泉八雲怪談からだと思います。


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狂歌百鬼夜興
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雪女01雪女02
『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画]
大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース
※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース
※以下、赤字の書入れは筆者。


【原文】

雪女  直蔭《なほかげ》

 雪女 何はともあれ 雪女 腰より下は 觧け[「溶け」と掛けたか]よとぞ思う


【現代語訳】

▢雪女  by 直蔭《なおかげ》

 雪女と言っても、女性には違いありません。
 溶けなくてもいいから、腰紐解けてくれればいいのです、デヘヘ。


haname【解説】

 ちょっとエッチ狂歌ですね(笑)

 ちなみに、この時代、雪女幽霊のような足の無い姿で描かれることが多いです。
 そのためか、雪女雪山で亡くなった女性の霊ではないかと言うがあります。

 このページの挿絵遊郭モチーフにしているので、雪女遊女として描かれていると思われますが、遣手《やりて》[遊女の世話役]として描かれている可能性もあります。


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狂歌百鬼夜狂
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『狂歌百鬼夜狂《きょうかひゃっきやきょう》』[天明五(1785)年刊、平秩東作《へづつとうさく》編]狂歌百鬼夜狂 / へつゝ東作 [編]


【原文】

   雪女   紀定麿《きのさだまろ》

 白粉《おしろい》に 勝りて白き 雪女 何《いず》れけしやう[「化粧」と「化生」を掛けた]の 者と社《こそ》見れ


【現代語訳】

   雪女   by 紀定麿《きのさだまろ》

 白粉《おしろい》よりも白い肌雪女
 そういえば、白粉化粧《けしょう》で、雪女化生《けしょう》[化け物]なので、どちらもケショウの者ですなあ。


haname【解説】

 ケショウを掛けた見事なダジャレ狂歌でございますヾ(๑╹◡╹)ノ"


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画図百鬼夜行
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石燕
『画図百鬼夜行』[安永五年(一七七六)年刊、鳥山石燕作画]



haname【解説】

 鳥山石燕の妖怪画集でも、やっぱり幽霊のような姿で描かれていますね。

 でも、幽霊のような姿で描かれた初出は、たぶん、『百怪図巻』系の巻物だと思います。

ゆき女

※Wikipediaより


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狂歌百物語
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狂歌百物語
『狂歌百物語《きょうかひゃくものがたり》』二編「雪女」[嘉永六(一八五三)年刊、天明老人尽語楼《てんめいろうじんじんごろう》編、竜斎正澄《りゅうさいまさずみ》画]
※富山大学附属図書館ヘルン文庫所蔵 富山大学学術情報リポジトリ


haname【解説】

 どこに雪女が描かれているのかイマイチよく分かりません。
 左下あたりがそうなのかなあ???


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百種怪談妖物双六
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haname 少し尺が足りないので、妖怪双六からもどうぞヾ(๑╹◡╹)ノ"


百種怪談妖物双六(国会)百種怪談妖物双六(国会)+
『百種怪談妖物双六《むかしばなしばけものすごろく》』[安政五(一八五八)年刊、一寿斎芳員画]



【原文】

中河内《なかのかハち》の雪女郎《ゆきぢよらう》

一 舩幽霊《ふなゆうれい》
二 海坊主《うミぼうず》
三 山彦《やまびこ》
四 猫又《ねこまた》


haname【解説】

「女郎」遊女のことも言いますが、ここは単に「女性」意味で使われているのでしょう。

 中河内は、河内国の中央、現在の大阪府東部中央です。
 交野《かたの》の円通寺《えんつうじ》門前で、惟喬親王《これたかしんのう》雪女を見た、という伝承から採ったのでしょうか?

 この雪女幽霊のような姿で描かれていますね。


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三つ目アイコン 雪男になるよ!三つ目ヾ(๑╹◡╹)ノ"


haname 雪男毛むくじゃらだから、には無理北見ヾ(๑╹◡╹)ノ"


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雪女関連記事(本館)








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妖怪画本・狂歌百物語
京極 夏彦
国書刊行会
2008-08-01









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北見花芽

文学やったり音楽やったり美学を貫いたりしてる自由人です♪
一応、それなりに江戸文学の専門的な研究をして、それなりの学位を取得していますヾ(๑╹◡╹)ノ"

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