江戸妖怪界隈

江戸時代の妖怪たちを崩し字と共に分かりやすく紹介します♪

山男

[5]山童 ~妖怪双六~

haname 今回は、山童です。

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一寿斎芳員画『百種怪談妖物双六《むかしばなしばけものすごろく》』
(安政五[1858]年刊)
百種怪談妖物双六(国会)+


百種怪談妖物双六(国会)

妙高山《めうかうざん》の山童《やまをとこ》
二 あかなめ
三 一本あし
四 砂村《すなむら》のおん灵《れう》
五 かつぱ



haname 山童は文字通り、山に出る妖怪です。

 普通は「やまわらわ」と読みますが、ここでは「やまおとこ」と振り仮名がふってあります。

 妙高山辺りには山男《やまおとこ》の伝承があるようなので(『北越奇談』4)、そのあたりをふまえて、振り仮名は「やまおとこ」にしたのでしょうか。

 妙高山は新潟県妙高市にある日本百名山の一つです。

『百怪図巻』や『画図百鬼夜行』と同様の姿で描かれていますが、ここではワイルドに鳥を手に持っています。

Suushi Yama-warau.jpg
Sawaki Suushi (佐脇嵩之) - scanned from ISBN 4-3360-4187-3., パブリック・ドメイン, リンクによる


山童



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三つ目アイコン 
山男にゃ惚れるなよ、三つ目にも惚れるなよ三つ目ヾ(๑╹◡╹)ノ"


haname 逆に君に惚れる人を見てみたいわ北見ヾ(๑╹◡╹)ノ" 








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[18]「山童」~パクり本(『怪物画本』)と本家(鳥山石燕の妖怪画)を比べてみたよヾ(๑╹◡╹)ノ"~

 今回の「パクり本(『怪物画本』)と本家(鳥山石燕の妖怪画)を比べてみたよ」は、「山童《やまわらわ》」ですヾ(๑╹◡╹)ノ""

 鳥山石燕の妖怪画をまんまパクって作られた『怪物画本』を、元になった鳥山石燕の妖怪画と比較するという、意味があるのか無いのかよく分からない企画でございますヾ(๑╹◡╹)ノ"


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『怪物画本《かいぶつえほん》』「山男」[明治十四(一八八一)年刊、李冠光賢《りかんみつかた》画、鍋田玉英《なべたぎょくえい》模写]



『画図百鬼夜行』巻1「山童《やまわらハ》」[安永五年(一七七六)年刊、鳥山石燕作画]


※画像の調整、赤字の書入れは筆者。


haname【解説】 比べてみると、顔の感じがずいぶん違いますね。
特に目が石燕の方がずっと怖いです。

こちらの妖怪も説明文がありませんが、それなりにメジャーな妖怪で、『倭漢三才図会』では、「山𤢖《やまわろ》」の名で記載されています。

「わろ」と「わらわ」は同じ意味です。

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『倭漢三才図会』巻40「山𤢖《やまわろ》」[寺島良安編、文政七(1824)年刊]


『怪物画本』では、「山男」になっていますが、『想山著聞竒集』では、『倭漢三才図会』と同じ「山𤢖」という漢字に、「やまをとこ」とルビが振られているので、まんざら間違いでもないですね。
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『想山著聞竒集《そうざんちょもんきしゅう》』巻2「山𤢖《やまをとこ》」[三好想山作。嘉永三(1850)年刊]



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三つ目アイコン ねえ、ねえ、一つ目と二つ目の山童はいるのに、三つ目の山童はいないの?三つ目ヾ(๑╹◡╹)ノ"

haname 今から君を山に捨てに行くから、君が三つ目の山童になるといいよ北見ヾ(๑╹◡╹)ノ" 



画図百鬼夜行
鳥山 石燕
国書刊行会
1992-12-01




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北見花芽

文学やったり音楽やったり美学を貫いたりしてる自由人です♪
一応、それなりに江戸文学の専門的な研究をして、それなりの学位を取得していますヾ(๑╹◡╹)ノ"

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