haname 今回の「パクり本(『怪物画本』)と本家(鳥山石燕の妖怪画)を比べてみたよ」は、「産女」ですヾ(๑╹◡╹)ノ"

 鳥山石燕の妖怪画をまんまパクって作られた『怪物画本』を、元になった鳥山石燕の妖怪画と比較するという、意味があるのか無いのかよく分からない企画でございますヾ(๑╹◡╹)ノ"

当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。

EDOM-11910-00017+14_01+

『怪物画本《かいぶつえほん》』「うぶめ」[明治十四(一八八一)年刊、李冠光賢《りかんみつかた》画、鍋田玉英《なべたぎょくえい》模写]





『画図百鬼夜行』巻2「姑獲鳥《うぶめ》」[安永五年(一七七六)年刊、鳥山石燕作画]
[江戸東京博物館所蔵 CC BY-SA 4.0]


※画像の調整、赤字の書入れは筆者。


haname【解説】 産女《うぶめ》は、亡くなった妊婦の妖怪で、江戸時代には多く描かれているメジャーな妖怪です。

 石燕の産女はおそらく『百怪図巻』の産女がベースになっていると思われます。

「うぶめ」『百怪図巻』

うぶめ
Sawaki Sūshi (佐脇嵩之, Japanase, *1707, †1772) - scanned from ISBN 978-4-336-04187-6., パブリック・ドメイン, リンクによる


haname 一般的には「産女」という漢字で書かれますが、石燕は「姑獲鳥」という漢字を使っています。

 これは、日本の産女と、同じく亡くなった妊婦がなるとされている中国の妖怪「姑獲鳥《こかくちょう》」が同一視されていたためだと言われています。

『和漢三才図会』44「姑獲鳥」
digidepo_2569727_0016+



haname 画力は圧倒的に石燕の方が上ですが、『怪物画本』は着色されているので生々しいです。


---------------


haname 三つ目が産女をうらやましがってるって聞いたけど?北見ヾ(๑╹◡╹)ノ" 

三つ目アイコン 違う違う、産毛が生えてるだけでも、うらやましいって言ったんだよ三つ目ヾ(๑╹◡╹)ノ"



画図百鬼夜行
鳥山 石燕
国書刊行会
1992-12-01




◆北見花芽のほしい物リストです♪ 



web拍手 by FC2 (IDをお持ちででない方もコメントできます)


プライバシポリシー及びメールフォーム



にほんブログ村 歴史ブログ 江戸時代へ
にほんブログ村


ubume+