
※アクセス数が一桁の日ばかりなので、無駄な抵抗とは思いますが、タイトルを変えてみましたヾ(๑╹◡╹)ノ"
鳥山石燕の妖怪画をまんまパクって作られた『怪物画本』を、元になった鳥山石燕の妖怪画と比較するという企画でございますヾ(๑╹◡╹)ノ"
鳥山石燕の妖怪画(『画図百鬼夜行』)には解説文が書かれているので、原文と現代語訳もちゃんと載せますよヾ(๑╹◡╹)ノ"
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『怪物画本《かいぶつえほん》』「ぶる/\」[明治十四(一八八一)年刊、李冠光賢《りかんみつかた》画、鍋田玉英《なべたぎょくえい》模写]
『今昔画図続百鬼』巻三「震々《ぶる/゛\》」[安永八(一七七九)年刊、鳥山石燕作画]
※画像の調整、赤字の書入れは筆者。
【原文】【現代語訳】
震々《ぶる/゛\》
震々《ぶるぶる》
震々《ぶるぶる》
震々《ぶる/゛\》、又、ぞヾ神とも、臆病神《おくべうがミ》とも言ふ。
震々は、ぞぞ神とも、臆病神とも言います。
震々は、ぞぞ神とも、臆病神とも言います。
人。恐るヽ事有れば、身《ミ》、戦栗《センりつ》して、ぞつとする事有り。
是《これ》、此の神の襟元《ゑりもと》に憑《つ》きし也。
人は怖い事があると、体が震えあがって、ぞっとしたりします。
人は怖い事があると、体が震えあがって、ぞっとしたりします。
この現象は、この神(=震々)が襟元《えりもと》に憑《と》りついたことにより起こります。

なんだか、『怪物画本』の方は、鳥山石燕と比べると、震々の顔に迫力が無いですね。
挿絵は、開墾していたら、震々を掘り当ててしまった、みたいな感じの絵が描かれていますが、意味不明ですよね。
そこで、「震」という字を調べてみると、占いの八卦《はっけ》の一つに「震」があり、「木」の属性を持つそうです。
なので、挿絵は、木を引っこ抜いたら、木の属性を持つ震々が出てきたということなのかなと。




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