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haname(←この人がこのブログの管理人の北見花芽です)

三つ目アイコン(←この妖怪が自称このブログのマスコットだかアシスタントの三つ目です)


haname 三つ目に質問だよ、「日本三大・妖怪狂歌集」と言えば?

三つ目アイコン え? なにそれ? 聞いたことないよ 。

haname 答えは、

◆『狂歌百鬼夜狂《きょうかひゃっきやきょう》』[天明五(1785)年刊、平秩東作《へづつとうさく》編]

◆『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画]

◆『狂歌百物語《きょうかひゃくものがたり》』[嘉永六(1853)年刊、天明老人尽語楼《てんめいろうじんじんごろう》編、竜斎正澄《りゅうさいまさずみ》画]

 だよヾ(๑╹◡╹)ノ"

三つ目アイコン 知らなかった! ヾ(๑╹◡╹)ノ"

haname 知るわけないじゃん、たった今、ワシが決めたんだもんヾ(๑╹◡╹)ノ"

三つ目アイコン ぎゃふん! ヾ(๑╹◡╹)ノ"



haname 今回は、その中から、『狂歌百鬼夜興』挿絵で描かれている妖怪を取り上げます。

 描かれている妖怪を個別に紹介していくので、そこそこ回数は稼げると思いますヾ(๑╹◡╹)ノ"

 今回は、手始めに『狂歌百鬼夜興』妖怪が描かれている挿絵ページを一挙公開!

 尚、オリジナルカラーなのですが、使用できる画像がモノクロしかなかったんで、雰囲気だけでもと、私が着色しときました(笑)


大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース
※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース
※以下、赤字の書入れは筆者。


 笛を吹く灯台鬼小袖の手が補助し、切禿《きりかぶろ》は琴、大座頭は琵琶を弾き、は腹鼓を叩き、小間使いの酒買小僧が控えています。

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② 宮中に仕える蔵人姿の一つ眼と、官女姿の舐め女が、破《や》れ車を引き、巻物を広げる坊主姿の三つ目の前で、鉄鼠《てっそ》が経文をかじっています。

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③ 叢原火《そうげんび》の先導で、遊女姿の毛女郎雪女、そして下男の曝れ頭《されかうべ》が続き、それを遊客姿の天狗と下男の狐火がウヒョーと見つめています。

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④ 火柱を消そうとしている火消し婆と、牡丹灯籠を持つ美女に化けた猫又が、飛んでくる人型の金の精に驚いています。

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⑤ 高入道が持つ器の中から、舟幽霊が「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」してます。

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haname それでは、次回から、小袖の手から順に紹介して検証していきますよ~!



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