
鳥山石燕の妖怪画をまんまパクって作られた『怪物画本』を、元になった鳥山石燕の妖怪画と比較するという、意味があるのか無いのかよく分からない企画でございますヾ(๑╹◡╹)ノ"
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『怪物画本《かいぶつえほん》』「幽霊《ゆふれい》」[明治十四(一八八一)年刊、李冠光賢《りかんみつかた》画、鍋田玉英《なべたぎょくえい》模写]
『画図百鬼夜行』巻2「幽霊《ゆふれゐ》」[安永五年(一七七六)年刊、鳥山石燕作画]
[江戸東京博物館所蔵 CC BY-SA 4.0]
※画像の調整、赤字の書入れは筆者。
【解説】 現在では、妖怪と幽霊は別物とされることが多いですが、この頃は、幽霊は妖怪の一種として分類されていました。
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見た目はもう、現在の幽霊のイメージとほぼ同じですね。
ただ、柳の下ではなく、柳の上に出ていますがヾ(๑╹◡╹)ノ"
卒塔婆は、鳥山石燕の方はちゃんと字が書いてあるようなのですが(解読は困難ですが、「南無」とかはなんとか読めます)、『怪物画本』の方は、ただのウネウネとした線で誤魔化されています。

また、石灯籠は、鳥山石燕の「卍」のマークが、『怪物画本』では意味のない図形になっており、手を合わせている仏様の立ち姿が、台座に座った簡易な姿、月と太陽を表していると思われるマークも、ただの半円になってしまっています。
幽霊の髪とか顔も『怪物画本』は雑ですねえ。。。






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